東日本大震災被災者支援活動ボランティアバス無事帰ってきました!
東日本大震災被災者支援活動ボランティアバス
6月10日から13日まで宮城県亘理町に、田辺市、上富田町、すさみ町、白浜町の4市町の社協が合同で被災地支援活動を行うボランティアバスを運行しました。参加者はボランティア39名と社協スタッフ7名の計46名で、白浜町からは7名のボランティアの方(内1名は田辺市在住の方だが白浜町社協で申込まれた。)と社会福祉協議会職員1名の計8名が参加しました。
6月10日金曜日朝こちらを出発し、1日バスに乗って夜10時前に宿泊場所である宮城県白石市のビジネスホテルに到着しました。
翌朝は朝7時30分ホテル出発でした。この11日土曜日がボランティア活動第1日目です。朝から小雨が降っており、ボランティア活動が出来るか心配されましたが、小雨であるのと、午後からは天気が回復する予報が出ていたため、予定どおり活動することとなりました。
現地での活動内容は、各市町村単位で10人前後のチームに分かれて、被災世帯に赴き屋内や庭に堆積した泥の除去と清掃、津波による浸水で使えなくなった家具や家財道具の運び出し、まだ使える家具や家財道具等の水洗い、泥や瓦礫などで詰まった側溝の掃除などを行いました。
翌12日日曜日も同様の作業を行いました。作業が完了したチームは、作業中のグループの応援に入る形で協力しながら活動を行いましたが、震災からちょうど3ヶ月経過した現在においても、津波で浸水し泥がかぶった状態で全く手が付けられていない被災者宅に活動に入りました。
被災したその家の家族と話しましたが、ご主人と長男はクルマに乗った状態で津波に流され、運よく電信柱につかまって助かったとのこと。奥さんも自宅内で津波に呑まれたか、奇跡的に助かったなどの話しを聞かせていただきました。 私たちがボランティア活動に来たことを、本当に喜んでくれ、「日本人に生まれて良かった。こんなに大勢で助けにきてくれて。」と感謝の言葉をいただき、私たちも2日間という短い期間でしたが、活動が出来て本当に良かったと感じた次第です。
体は疲れましたが、私たちが持って行った、被災地を何とか支援したいという、助け合いの心、お互いさまの心、が被災地の皆さんに伝わったことで、充実感を持って帰路につくことが出来ました。
無事帰ってきました! |
---|
12日の夕刻、銭湯で体を洗い、夜通しバスを走らせて13日月曜日の午前8時40分ごろに白浜町社協白浜本部事務所に到着しました。
帰り着いた参加者のみなさんは、長旅の疲れも見えましたが、充実感に満ちた表情が印象的でした。
白浜のチームは、最後にお互いに握手で健闘をたたえあい、別れました。 本当におつかれさま、そしてありがとうございました。