１月１３日午後１時３０分より白浜町社協本部事務所でやすらぎ支援員交流会を実施しました。紀美野町さわやかボランティアさん９名と事務局１名が来てくださり、やすらぎ支援員も１３名とお互いの活動についての情報交換、グループ分けで意見交換を行いました。

紀美野町さわやかボランティアは平成１６年の旧野上・美里町合同で開催した「傾聴」「話し相手」の研修講座から平成１９年に発足したグループで、施設での活動が多く、在宅での活動も少しづつ取り組まれているとのことでした。 白浜町のやすらぎ支援員活動は平成２０年９月からはじまった活動で、まだまだ経歴は短いですが、在宅訪問活動が中心で、施設への訪問活動は取り組めていなかった現状があり、お互いに有意義な交流会でした。

　意見交換では、さわやかボランティアさんが施設訪問時に「私が家に帰ったらまわりの人が迷惑をすると家族に言われた。
私はここで終わらなあかんのか?」と聞かれ、返す言葉を失ったというお話をしてくださり、施設入所者の抱える不安を受け止める傾聴技術の大変さを感じました。

しかし、他のボランティアさんも「大変だと思うが、待っている人がいるから。」とやりがいを持って取り組まれている様子に施設訪問活動への意欲を感じさせていただきました。
また、在宅への訪問活動も、近所の方を個人的に訪問しているというボランティアさんもおられ、ご近所にこのようなボランティアさんがおられることが、その地域にとって大きな財産だと感じさせてもらいました。

　今後、この機会からやすらぎ支援員の施設訪問活動につなげていければと考えています。